「外構の見積作成に、【現地調査】や【間取り図】は必要ないんじゃないの?」という疑問
こんにちは。エクスマイルです!
すっかり秋めいてまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
実はエクスマイルの中の人もはじめはそう考えていた・・・
「外構のプランニングは、土地と建物の配置図面(配置図)があれば、現地調査や間取り図(平面図)は必要ないんじゃないの?」
という疑問。
実は【現地調査】や【平面図】は必須なのです!
今回は、その理由をかいつまんで見ていきましょう。
- 目次
1.新築外構見積もり作成の依頼に必要な情報と図面
エクスマイルでは、新築外構のご依頼をいただいたときに、以下の情報と図面のご提供をいただいております。
情報
・ハウスメーカーさまの社名
・連絡のつきやすい曜日・時間帯
図面
・配置図
(敷地と建物の配置が数値とともに記載された図面)
・平面図
(間取り含む、複数階建てでしたら全階数分)
・立面図
(建物を横から見た図面)
あれば尚可
・現地案内図
(新築だと正式な住所が決まっていないことも。
その場合、場所を確認するために必要)
・建物のカラーパース
(建物が完成前のことも多いので、
カラーパースで家の形や外壁の色などを把握)
2.【現地調査】が必要なわけ
外構のプランニングに【現地調査】が必要なのは、土地の高低差や現地の状況により、道路からの高低差がある場合の段差や土留めを作ったり、残留物や残土その他の撤去が必要だったりするから。
図面だけでお見積りすると、実際には必要な処理の費用が抜けてしまって、あとから増額ということも起こり得ます。
急な必要経費にびっくりしないために、プランニングの前にしっかり【現地調査】をしてもらいましょう。
※エクスマイルでも最低限の情報と図面を元に概算見積の作成は可能ですが、あくまでも「概算」となるため、現地調査後や工事開始後に金額の増減が発生する可能性があります。
3.外構図面の考え方
【現地調査】を実施して外構工事をする際に必要な下準備も把握できたら、プランニングに入ります。
【配置図】の中に【平面図】が一緒に入っているものはそのまま、そうでなければ配置図情報に平面図の間取り情報を入れ込みます。
※画像は簡略化したイメージで、業者によりやり方が異なることがございます。
その後、ゾーニングといって、どのような使い道にするかをエリア分けします。
ここで、また疑問が。
4.なぜ【平面図】(間取り情報)まで必要なのか?
それではなぜ、間取り図が必要なのでしょうか。
プランニングはここからが本番。
間取り図情報とご依頼者さまからの聞き取りで、ソファなどの家具を置く位置などを把握します。
だいたいの目線を想定していきます。
そして、ご依頼者さまのご要望を反映して、
「窓から庭を眺める際には樹木や花が見えると和む」
「目線隠しのためにここにこれが必要・・・」
などを考慮して、プランニングをしていきます。
こうして具体的なプランニングが進んでいきます。
出来上がったプランをもとに、必要な作業や部材数量などの計算をし、全体の【お見積】を作成します。
5.【立面図】や【2階の間取り】が必要なのはなぜ?
もっともな疑問です。
なぜ【立面図】や複数階の間取りまで求められるのでしょうか。
それは、「実際の暮らしに即した外構プランニングを提供するため」です。
お住まいの床がどの高さにあるのか、
2階のどの窓からどのような景色になるのか
を考察するのに、1階部分の平面図はもちろん、やはり全階数分があるとベターです。
【現地調査】【配置図】【平面図】【立面図】を組み合わせ、
植栽の種類や植える場所、フェンスの高さや位置、ほかに必要な部材はなにか・・・?
そういった判断をしていきます。
6.自分の暮らしにぴったりな外構設計のために!
プライバシーの保護が求められる昨今、間取り図などの情報を提供するのは躊躇してしまうこともあると思いますが、外構も暮らしの一部です。
【現地調査】【配置図】【平面図】【立面図】【カラーパース】など・・・、暮らしにぴったりな外構のために必要な情報と認識し、信頼できる業者に依頼しましょう!
もちろんエクスマイルでは、安心して外構見積・プランニングのご依頼をしていただけるよう、お客さまのプライバシーを大切に考えております。