オープン外構、クローズ外構とは?

オープン外構、クローズ外構とは?

外構のタイプとは
自宅のエクステリアをどういうデザインにしよう...と、外構のデザインについて検索してみると、「オープン外構」「セミクローズ外構」「フルクローズ外構」という言葉を目にすると思います。

あまり馴染みのない言葉ですが、新築の外構をどうするか考えるにあたって、内容を落とし込んでおくと大変便利です。

文字通り、オープン外構とは区切られていないフリーアクセスな外構の構造をしていて、クローズはプライベート空間としてしっかり区切られているものとなります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.オープン外構
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オープン外構は、基本的には道路部分などへの開口部分を区切らないデザインです。

遮るものがないため、敷地に家族以外の人やペットが入ってきてしまいやすかったり、お隣や通行人からの目線が遮られないため、プライバシーの確保が難しいというデメリットもありますが、設置するものが少ない分予算が少なく済みます。

小さいお子さんがいる場合は、道路への飛び出しなどがまた、開放的な印象にすることができます。

メリット低予算/アクセスしやすい/開放的な印象
デメリット目線などが遮れない/敷地に侵入しやすい/子どもやペットが外に飛び出しやすい

セミクローズ外構
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セミクローズ外構は、開口部を一部だけ区切るデザインです。

構造物が増える分、予算はオープン外構より高くなりますが、開口部をほどよく作ることにより、圧迫感のないデザインを保ったまま、家族以外の人やペットからの侵入を防いだり、外からの目線を遮ることができたりもします。

メリット予算はほどほど/ほどよく目線などを遮ることができる
デメリット構造物によりオープン外構よりは予算がかかる

フルクローズ外構
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フルクローズ外構は、外との境界をすっかり囲うデザインです。

プライバシーの確保がしっかりできますが、その分構造物が必要となりますので、予算が高くなります。また、外部からの意図しない侵入は防ぎやすいですが、囲いの中に入ると外から気付きづらくなるため、セキュリティー対策はしっかり取ることが必須となります。

メリットプライバシーが守られる/カーテンなどを開けて過ごしやすくなる/安心
デメリット予算が高め/セキュリティー対策が必要


みなさんそれぞれエクステリアに求めるものは違いますので、その希望も含めて外構のプロである業者さんへ相談をしてみてください。きっと理想のデザインや構造物をおすすめしてもらえるはずです。

もしエクステリアを何に使うかがまだ決まっていなくても相談することによってプランを提案してもらえたり考えがまとまったりもするので、ハウスメーカーと建物の契約が済んだら、早めに外構業者へも相談してみると良いでしょう。